ゴーリストブログ

ゴーリスト人事部のブログです。会社の雰囲気・社風や制度など、ゴーリストの情報を発信していきます。

”自然体”でいることは、合理的。

 
こんにちは。ゴーリストの林です。
 
2019卒の新卒採用も、だんだんと本格化してきました。
BtoBのビジネスをやっていることもあって、なかなか知る機会もないなかではありますが、
イベントへの参加やHPを通して、たくさんのご応募やお問い合わせをいただいています。
ほんとうにありがたいことです。
 
何人かの方に、「どこが気になったの?」「どうやってHPにたどり着いたの?」と聞いてみたところ、
「”自然体で働く”に共感して」「”自然体”でググったら」と、自然体きっかけの方が多かったです。
社内のメンバーにも聞いたところ、”自然体”には興味惹かれましたとのこと。
 
たしかに”自然体”を大事にし、大切にしていることは間違いないのですが、
自然体であれば何でもありで、自由を満喫できるというわけではもちろんありません。
のんきなことばかりではないんです。
そのあたりの誤解がうまれないよう、今日は”自然体”が成り立つ背景について、
お伝えします。
 
 
自然体=何でもあり・自由なわけではない
 
 
”自然体”は言葉だけみると、「自然な状態」と理解できますから、自然な欲求のまま何でもあり、
と考えることもできそうですが、そんなことはありません。
 
起きたいときに起きて、寝たいときに寝て、食べたいときに食べる、
みたいな状態を目指しているわけではないです。
 
ルールの数は極力少なくしていますが、
「10時までの出社」「毎朝みんなでオフィスの掃除」「毎日の日報」「気持ちのいい挨拶」など、
いくつかのルールがあります。
また、合宿や月1回の誕生会、別チームランチやチーム飲みなど、対面でのコミュニケーションを促進するイベントも多く開催し、
基本参加してもらって、大事にしています。
 
これらのルールやイベントは何のために決められているのか?
バリューを実現するために決められています。
 
 
バリューは、ミッションを達成するために必要不可欠なもの
 
 

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ゴーリストではミッション・ビジョン・バリューをとても大切にしています。
採用のときや日々の行動においては、とくにバリューを大事にして、立ち返っています。
 
「気持ちのいい人」や「当たり前の徹底」、「踏み込む」や「行動者であれ」など、
8つのバリュー(詳しくはこちらからhttps://goalist.co.jp/mission/)があるのですが、
日々の生活のなかでもよく会話にでてきます。
「それ、気持ちのいい人じゃないじゃん」とか「当たり前が徹底できてるね」とか。
 
10時までの出社(遅刻しない)や朝の掃除、日報やコミュニケーションを行う理由も、
バリューを実践、実行するための手段として側面が大きいです。
 
たとえ仕事で失敗したり結果がでなかったりしても、滅多なことでは怒られません。
問題解決のために、みんなで知恵を出し合うだけです。
でも、バリューが実践できてないとシンプルに怒られます。先輩だけでなく同僚からも指摘されます。
 
なぜそんなにバリューを大切にするのか?
 
ゴーリストには世界をひとりで変えられるほどの天才はいません。
凡人の集まりです。
 
その凡人たちでも、「何かをなしたい、社会に貢献したい = 個と組織をゴールに導きたい」と思えば、
個ではなくチームで戦う必要があり、そのチームの力を最大限発揮するための土台となる共通の価値観が、
バリューになります。
 
バリューは、ミッションを達成するために必要な価値観なんです。
 
 
”自然体”はバリューへの共感のうえに成り立つ
 
 
熱くバリューの大切さについて語ってきました。
バリューへの熱い想いが、”自然体”と結びついていくのかということですが、
もういちど誤解を恐れずにいいますが、バリューの実践は、個の自由に優先されます。
バリューは、ゴーリストのなかにある法律のようなものなんです。
 
でも、それは絶対に価値がある価値観ではありません。
あくまでゴーリストが大切にしていることであり、ゴーリストのエゴです。
だからこそ、「共感」してもらうことをとても大事にしています。
 
一方で、バリューへの共感、実践がされているのであれば、仕事での失敗や結果がでないことは次に活かされ、
自由に意見を言うことが尊重され、多くのことにチャレンジできる環境でもあります。
仕事の進め方、時間の使い方、服装、などは極力各メンバーのやり方に任されます。
 
そういう意味で、バリューへの共感があれば、”自然体”で働くことができます。
 
もうひとつ大事なことなのですが、あくまで、”共感”で大丈夫です。
「共感はするのですが、なかなか実践できていないんです」ということもよく聞くのですが、
僕自身含めて、すべてを十全に実践できているメンバーはいません。
実践できていないから、言語化してみんなで共有してるわけです。
 
「それ気持ちのいい人じゃないじゃん」
「気持ちのいい人である必要ってありますか?」
ってなると困ってしまうのですが、
「たしかにそうでした、ごめんなさい」と次に活かされていけば、
何の問題もありません。
 
 
自然体でいることも、ミッション達成の手段
 
  

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でも、そもそもなんで”自然体”であることを大切にしているのか?
何度も言うのもなんですが、ゴーリストは凡人の集まりですが、大きなことを成し遂げたいと思っています。
大きなことを成すために必要なことは何か?
「継続」して行うことです。決めたことを「継続」する力です。
 
無理をしながら何かを続けるのは難しい。
何かを続けるには無理のない”自然体”でいることが大切。
継続することで大きなことを成し遂げていくために、ゴーリストでは”自然体”を大事にしています。合理的な理由です。
 
でも、そんな合理的な理由ばっかりではなくて、
シンプルに”自然体”の方がよくない?ってただ思ってます。
 
気持ちのいい人でいられる日ばかりではありませんが、なるべく気持ちのいい対応を心がけています。
なかなか行動できないこともありますが、行動を起こそうとチャレンジしています。
コミュニケーションが下手なメンバーはいますが、嫌いなメンバーはいません。
 
ゴーリストのミッションは、「個と組織をゴールに導くプロフェッショナルチーム」です。
ミッション達成のための手段としては、何でもできます。
 
結婚を機に大阪に帰りたいというメンバーがいたから大阪に支社をだしたり、
インドからジョインしてくれたエンジニアが機械学習研究チームを立ち上げたり、
海外エンジニアメンバーの活躍を機に、海外HR事業を立ち上げたり、
色々なことができる環境を用意しています。
 
バリューに共感して、自然体で働ける環境のなかで、何かにチャレンジし続けたい方からのご応募、お待ちしています。